Raspberry Pi OSOYOO製LCDディスプレイが映らない場合の対処

Raspberry PiRaspberry Pi

はじめに

仕事でRaspberry Piを使うことが出てきたので、しばらく眠らせていたラズパイを引っ張り出し余っているMicroSDカードにOSを新規インストールし初期設定をしました。

当方のラズパイのケースは小型のLCDディスプレイを装着できるタイプを使用しているのですが、久しぶりにLCDディスプレイを付けたら映らなくなってました…。ちなみに初期設定は外部ディスプレイを使っていました。
※ケースに装着できる小型のLCDディスプレイは、現場にディスプレイを用意する必要が無く、見た目もすっきりしており中々便利なアイテムです。

今回はこのLCDディスプレイが使えるようになるまでの内容を記事にします。

映らなくなった環境

まずはラズパイやLCDディスプレイの詳細です。

Raspberry Pi本体Raspberry Pi3 Model B
Raspberry PI OSRaspberry Pi OS bullseye 64bit
※Released:2022-01-28
LCDディスプレイOSOYOO製 HDMI 3.5インチ IPSモニター

問題となった画面が映らないLCDディスプレイはAmazonで購入した下記の商品となります。

商品ページ → https://www.amazon.co.jp/dp/B077PTBB8N/ref=twister_B01NBN1DCC?_encoding=UTF8&th=1

切り分け

ラズパイ本体とLCDディスプレイはHDMIが繋がっています。HDMIは一般的なタイプAなので、他のHDMI タイプAディスプレイやパソコン等があれば切り分けができます。私の場合はLG製のHDMI入力が可能なディスプレイとノートPCのVAIOがあるのでそれを使いました。

まず、初期設定にも使っていたLG製ディスプレイとラズパイを接続をしました。LG製ディスプレイにはラズパイOSのデスクトップが映りました。ラズパイ本体は問題なしです。

次に、LCDディスプレイとVAIOを接続しました。LCDディスプレイには普段見慣れたVAIO Windowsのデスクトップが映りました。

うん…?怪しいと思っていたLCDディスプレイも問題なしでした…。

ラズパイもLCDディスプレイも問題なしとなると、ラズパイ本体とLCDディスプレイを接続する、下記のHDMIコネクタが原因か…?と思い引き続き調査を続行します。(基盤にHDMIオスピンが簡単にはんだ付けされているパーツ。商品に付属していたものです。)

次に普段使っているHDMIケーブルをラズパイとLCDディスプレイに接続しました。するとやはり映りませんでした…。ダメもとで再起動を行ったら…なんと映りました!そして…そのままの状態でHDMIケーブルを外し、写真のHDMIコネクタに変えたら…映りました!

その後も色々と試したところ、

  • 普段使っているHDMIケーブルで、ラズパイとLCDディスプレイを接続し、ラズパイを起動すると映る。
  • 上の写真のHDMIコネクタで、ラズパイとLCDディスプレイを接続し、ラズパイを起動しても映らない。
  • 普段使っているHDMIケーブルで、ラズパイとLCDディスプレイを接続し、ラズパイを起動し映った後に、HDMIコネクタに変えると映る。

何回試しても上記の結果でした。

手持ちのHDMIケーブルで接続すれば、使えることは分かったのですが、ケーブルだとどうしても邪魔になりますし、HDMIコネクタの方が圧倒的にすっきりしてスマートなのでどうにかHDMIコネクタを使う方法がないか模索を続けます。

改めて映らない状況を観察してみる

改めて、HDMIコネクタで接続し、LCDディスプレイが映らない状態を確認してみました。その様子は下記の動画です。

30秒くらいのところで一瞬ラズパイアイコンのラズベリーのアイコンが表示されてました。その後、No Signalのメッセージが表示され応答がなくなってました。ここでラズベリーのアイコンが表示されたということは一瞬OSの起動はされたけど、その後何かが原因で映らなくなったということです。

ドライバーのインストール

となると、ハードの問題ではなくソフト側の問題?と思い、LCDディスプレイのドライバーのインストールをやります。ということで販売元であるOSOYOO社(オソヨー)のサイトからドライバー更新方法の手順ページへ行きます。

■Raspberry Pi(RaspiOS)で3.5” タッチスクリーン(HDMI版)のドライバーをインストールする
https://osoyoo.com/ja/2017/01/18/install-3-5-hdmi-touch-screen-linux-driver-on-raspberry-pi/

上記ページに記載のオンラインインストールをやってみたところ、画面が映りました。また、本LCDディスプレイはタッチパネルなのですがこちらの機能も使えるようになりました。(ドライバーのインストール前は機能しませんでした。)

一応、オンラインインストールの実施コマンドをメモしときます。

pi@raspberrypi:~ $ sudo passwd root
pi@raspberrypi:~ $ sudo passwd -u root
pi@raspberrypi:~ $ su root

root@raspberrypi:/home/pi# sudo git clone https://github.com/kedei/LCD_driver
root@raspberrypi:/home/pi# sudo chmod -R 777 LCD_driver

root@raspberrypi:/home/pi# cd LCD_driver
root@raspberrypi:/home/pi/LCD_driver# sudo ./LCD35_hdmi

購入当初は特にドライバーのインストールは実施せずともディスプレイは映っていたと思います。Amazonの商品説明欄では「タッチ機能はドライバーのインストールが必要」と書かれていますが、最新のOSを使う場合はディスプレイを映すのにもドライバーは必要と考えた方がよさそうです。

今回は以上となります。